
Kindle出版のやり方を、コンテンツ販売の経験から見た手順とコツ
Kindle出版のやり方は、アカウント準備、原稿作成、表紙の用意、価格と公開範囲の設定、申請、審査という流れで進みます。
料率や審査日数などの数字は分かりませんが、商品を作って売ってきた側から見える準備の勘所は説明できます。
Kindle出版とは何をする話なのか
Kindle出版とは、Amazonで電子書籍を自分で出版できる仕組みのことです。KDPというセルフ出版のサービスを使って申請します。
本を書く経験がなくても、手順自体は公開されていて追いやすくなっています。ただし手順を追うことと、実際に読まれる本に仕上げることは別の話です。
出版の形はKDPが仕組みとして用意していますが、何を書くかは自分で決める必要があります。仕組みを覚えることと、中身を決めることは別の作業です。
出版までの流れはどうなっているのか
大まかな流れを表にまとめました。
| 段階 | やること |
|---|---|
| 準備 | KDPのアカウントを用意します |
| 原稿 | 原稿を作り、フォーマットを整えます |
| 表紙 | 表紙の画像を用意します |
| 設定 | 価格と公開範囲を決めます |
| 申請 | 出版の申請をします |
| 審査 | 審査を経て公開されます |
大まかな流れはこの6段階です。ここから先は、各段階で何を意識するべきかを説明します。
原稿を用意する段階で何を意識すべきか
原稿を用意する段階では、文章そのものより先に、誰に何を届ける本なのかを決めておくことが大事です。
原稿ができても、それだけでは売れません。私はコンテンツを作って売ってきましたが、良い中身と売れることは別の問題だと感じています。
原稿の完成度を上げる前に、どこで誰に届けるかを考えておくと、後の工程がスムーズになります。読む人の顔が浮かばないまま書き進めると、後で直す量が増えます。
表紙を用意する段階で何を意識すべきか
表紙は、内容と同じくらい手に取ってもらえるかどうかを左右します。文字が小さすぎたり、情報を詰め込みすぎたりすると、一覧の中で埋もれてしまいます。
商品を売ってきた経験から言うと、表紙は広告の一枚目と同じ役割です。中身がよくても、見た瞬間に興味を持たれなければ開かれません。
表紙のデザインを外部に依頼する場合も、丸投げにはできません。伝えたいターゲットの情報だけは、自分で整理しておく必要があります。
価格と公開範囲はどう決めればいいのか
価格は自分で決められますが、決め方に正解はありません。安くすれば手に取られやすくなりますが、安さだけで比較されると、内容の評価とは別の勝負になります。
価格や公開範囲の設定には、独占契約の扱いなど条件がいくつかあります。細かい条件は変わることがあるため、最新の内容は公式サイトで確認してください。
申請から審査、公開までの流れ
原稿と表紙、価格の設定が終わったら、出版の申請をします。申請のあとは審査があり、審査を経て公開されます。
審査にかかる日数や基準の細かい部分は、私には分かりません。ここでは正確な数字を挙げず、一般的な流れだけを説明しています。
公開後に内容を修正することもできますが、修正にも申請と同じような手続きが挟まります。最初の原稿と表紙を、ある程度仕上げてから申請すると手戻りが少なくなります。
コンテンツを売ってきた側から見た準備の勘所
私はKindleで本を出版した経験はありませんが、講座やnote、プロダクトローンチでの販売はしてきました。この経験から見ると、Kindle出版でも原稿ができた後が本番だと感じます。
これまでのローンチの実績は次の通りです。
- ローンチ実績 4,000万円
- ローンチ実績 1,250万円
- ローンチ実績 7,000万円
- 累計の売上 2.5億円
原稿を仕上げることと、原稿を届ける仕組みを作ることは、別の作業です。売れる場所を作るには、地道な積み重ねが必要になります。
私が使っているASPの一社ぶんでは、2021年5月から2026年5月までの5年間の実績です。アクセス16,993人に対し、登録は1,228件、登録率は7%でした。
うまくいかない例も経験しています。noteに59本書いて、表示は106回だったこともあります。
あるサイトには107,114人が来て、登録は0件だったこともあります。AI利用料だけで30万円以上使った時期もありました。
Kindle出版も、原稿を作ることと、それを見つけてもらう工夫は別の力が要ります。手順を覚えるだけでなく、売る側の視点も持っておくと、準備の抜けに気づきやすくなります。
次にやること
まず、今書いている原稿を誰に届けるつもりなのか、一行で書き出してみてください。
それだけで、表紙のデザインや価格を決めるときの基準がはっきりします。
価格や表紙のイメージが固まっていなくても、進めながら調整して構いません。決めた基準は、あとで見返せるようにメモしておくと役立ちます。